ウルグットのスザニバザール
ウルグットについて
ウルグットは観光の中心都市サマルカンドの郊外、26km、タクシーで40分ほど南東へ行った場所にある小さな村です。特に観光の目玉になるようなものはないのですが、この付近ではスザニの制作が盛んで、このバザールでは土曜日と日曜日だけスザニ市場が開かれています。
ウルグットへの道はあまり整備されているとはいえず、途中結構揺れました。私は後ろの席の真ん中に座っていたので、不安定でしたが、40分くらいだったので何とか。
周りはのどかな畑が広がっており、この季節だと結構緑が多いことに気が付きます。何を作っているのでしょうか。
ウルグットでは、遠くにものすごい山が見えています。
Google mapで見ると、タジキスタンとの国境方面に向かっており、ウルグットは山のふもとの村であることが伺えます。頂上にはまだ雪が積もってました。
スザニバザールにたどり着くためには、駐車場からバザールに向かって左奥のところにスザニの区画があります。一度バザール区画の外に出る感じです。それ以外のバザールでは、普通に食品や日用品が売買されています。
私たちが行った時は、スザニを扱っているお店は40-50店舗くらいでしたでしょうか。ちゃんと出店風になっているお店であったり、車で乗り付けてバンカーの上とか屋根にスザニを飾っていたり、大きなカバンにスザニを詰めて売りに来ている人だったりします。
スザニバザールの印象
あくまで私見ですが
① 総じてサマルカンド市内よりもやや安い印象であるが、驚くほど安いわけでもなく、あまり変わらない価格のものもあった(交渉次第かもしれない)
② 玉石混交で、普通にいいものから、かなり残念な品質のものもごちゃまぜにあるが、高級品は少ない。小さくて安いもの(5-10米ドル)もあるので、バラマキお土産には良い
③ スタイルとしては幅広く色々おいてあるけれど、やはりサマルカンド~タジク系など、東の色の濃いスザニの方が多い
④ ラカイ族のスザニや、20-30年前あたりの古いものも混ざっており、お店によっては、どれでも一つ$10でたたき売りしている場合もある。
⑤ 観光客が多い時の方が、1人あたりに集まってくるスザニおばちゃんの数が少ないので、ゆっくり見られるかも。団体で行って分散するのも手
というところでしょうか。
あまりにもスザニが沢山あって、どれを買ったらよいかわからなくなったら、入口から向かって左奥の方にチャイハネがあるので、一息つくとちょうど良かったです。お茶、サモサとかシシケバブなどの食事もあるので、朝食をとりっぱぐれた方はぜひ。若干難易度は高いですが、公衆トイレもこの近くにあります。
↑バザールの食器屋さん
0コメント