ボスマステッチの縫い方
サマルカンドのアートセンターで、Bosumaの縫い方を実演して頂きました。私が理解した範囲で手順をご紹介します。
縫い子の奥様に教えて頂きました。
「ボスマ」というのはステッチ。コーチングステッチの一種で、広い面積を刺繍で埋めるのに適している、針を使う技法と聞いています。かぎ針を使うチェーンステッチはボスマよりも新しい技法で、そちらの方が細かい模様が作れるが難しいと言っていました。
ボスマをものすごく簡単に説明すると、
① まず、埋めたい図形に合わせて糸を張ります。このままでは、張った糸がプラプラするし、何かに引っかかるとすぐによれてしまいます
② それを防ぐために、ところどころで抑えの縫い止めステッチを入れていきます。
③ 終わったら次の針糸をします
④ 2列目も抑えの縫い止めをしていきますが、この時、2列目の縫い止めの位置が、1列目の縫い止めとつながるように配置すると、まるで斜めに向かって縫っているかのように見えます。
縫い方自体はシンプルなので、そんなに難しくありません。張糸の端と端の揃い感とか、留め縫い位置の均一感、留め縫いの長さや角度などがそろっていると、仕上がりが美しい刺繍になります。とりあえず、糸で埋めるだけなら出来る気がするのだけど、きれいな目を作るのはとっても難しい!!練習あるのみ??
スザニを作る姿はなんだか素敵で、女子力UPいそうな気がしました。
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