スザニを見るにはどこへ行く?

一般論として・・

年代物の高価な良いスザニは、世界のコレクター間に分散しており、スザニを常設展示している博物館などは世界でも本当に少ないそうです。

日本

・広島県立美術館

20年程前に買い求めたもの。当時中央アジア関連をコレクションすることになり、イスタンブールなどで購入。年代物のスザニを全部で13点ほど所有している。常設展示はない。

・岡山県立美術館がコレクションを持っていると聞いています。展示しているか不明

・文化服飾大学の併設博物館も、様々な服飾を持っているので、その中にあるかも?

・岩立フォークミュージアム:スザニの展示会など開催


ウズベキスタン本国

古い作品はウズベキスタン美術館や工芸美術館にあります。しかし、良いものはソ連占領の前後と、独立時の混乱でほとんどが海外に流出したともいわれています。他は、

the Museum of the History of the Peoples of Uzbekistan, Tashkent;

the Samarkand Museum;

the Bukhara Museum;

などにもあるとの本に載っていましたが、詳細は不明です。


ロシア

the Russian Museum, St. Petersburg;

the Russian Museum of Ethnography, St. Petersburg;

the Museum of Oriental Art, Moscow;

などが本に載っていました。ウズベクを占領した時にコレクションした可能性大。期待できそう


イギリス

イギリスにはコレクターが多いようです。

多くの素晴らしい作品が英国(のお金持ちの資産として)発見されました。これらはかつて1850年ロシアの占領以前に南へのがれた作品が、インドに住んでいた家族の個人所有品として世代を超えて現代の子孫へ受け継がれたものでした。

でも、スザニの常設展示はイギリスでも、大英博物館にもなくビクトリアにもないらしい。Michael Fransesというスザニの有名なコレクターがいて、事前に予約すれば、彼のコレクションが保管してあるところを見学できるとの記事が何かに乗っていました。


最も美しいスザニのコレクションはドイツにあるとの一文がどこかに記事に乗っていましたが詳細不明です。他はタジキスタン。

the Museum of the Academy of Sciences of Tadjikistan, Dushanbe;

the Tadjik Regional Museum, Dushanbe.


スザニ手帳

シルクロード発祥の伝統刺繍 「スザニ」の魅力を語るブログ。 中央アジア旅行・ショップや イベント情報も発信

0コメント

  • 1000 / 1000