サマルカンド
サマルカンドは「青の都」と称される青いタイルが印象的な街で、ウズベキスタンで一番観光が盛んな街です。モスクやメドレセが並ぶレジスタン広場が目玉で、英雄ティムールにまつわる見どころがあります。
↓サマルカンドの見どころ レギスタン広場
そんなサマルカンドでは、特徴的なスザニが作られていますが、その説明はこちらのページを参照していただき、スザニを作るところを見に行った話をしましょう。
サマルカンドのショッピングスポットは、町が結構広いのであまり探せなかったのですが、中心地に近いところでは、レギスタン広場に向かって右側にタシケント通りでしょうか。ここにある多くのお店は、どこにでもあるおみやげスザニが並んでいますが、不思議と値段はそれほど高いということもありません。ほんとに簡単なものですが、私が行ったところだけ地図にします。2015年当時の記憶です。
私の印象に残っているお店は3つ。
①ビビハニムモスクへ向かって手前の右側にあるオシャレブティック(名称不明)。残念ながら、私が通った時はいつも閉まっていたのですが、お店の中にはモダンにアレンジされたアドラスの服や、ちょっと他では見ない品ぞろえが窓から見えました。営業しているのか・していないのかわかりませんでした。
②そこからちょっと先に行ったなんとかTextileというお店。ここは普通のお土産品だけではなく、サマルカンド系の古そうな品や、民族衣装など、セレクト品が並んでいます。ウルグットバザールと比較してものすごく高いわけでもないので、気に入ったものがあったら買っても良さそうです。
③タシケント通りのすぐ入り口付近にあるアートセンター。2回ではスザニの作り方を見せるコーナーがありました。
肩の細い優しそうな奥様が、娘さんと一緒に2人でスザニを作る姿が、心に残りました。
しゃっっ・・・しゃっっ・・・」淡々と、一定のリズムで糸を通していきます。1秒に一目くらいの速さでしょうか?窓から明るい光がさして、糸と布のこすれる音だけが部屋に響き、静かでなぜか懐かしい時間が流れていきます。
これだけ早いと、針がどこをどう通っているのかわかりません。しかし、うかつに近くにいると、糸を引いた時に針が刺さりそうで、あまり近くから見ることもできず・・邪魔にならない角度から彼女の手元の方へ顔をよせ、作り方を理解しようと必死で見つめていました。
ボスマの作り方の記事はこちら
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